皆さんこんにちは
【あいくち】です。
一人暮らし続けていると、
癒しとしてペットがそばにいてくれたら…
なんて思うことってありませんか?
でも、
- 賃貸で鳴き声が…
- かといって小動物は寿命が短いし…
- 旅行が趣味だけどペットを置いてはいけないし…
- おカネに余裕が…
etc…
そんな悩みを
あまり気にすることなく
飼うことのできるペットが
実は存在するんです。
それはズ・バ・リ
ヤモリです!!
ヤモリ???
そう思われた方も
多いのではないでしょうか。
皆さんが想像する
ヤモリってこんな感じですよね
(※下にニホンヤモリの画像が出ます)
いえいえ、
確かにこの子たちも
可愛いのは確かですが
今回紹介するヤモリは違います。
もっと、
ぷにぷにでつぶらな目をした
ヤモリさんたちです!!
それでは、ご覧ください!!
めちゃくちゃ可愛くないですか??!
(特にパチクリ二重お目々)
イメージしたヤモリと全然違った!
って人もいるのではないでしょうか。
左がヒョウモントカゲモドキ(レオパ)
右がニシアフリカトカゲモドキ(ニシアフ)
と言う名前です。
大きさはアダルトサイズで約25㎝まで
成長します。
それでは、さっそく
なぜこの子達が
一人暮らしに向いているのかを
ご紹介していきます!!
おすすめの理由
鳴き声がめちゃくちゃ小さい
鳴き声が小さいというよりは、
ほぼ鳴かないというのが正しいです。
まれに「ヒュンヒュン」と
鳴くことがありますが
近づいて耳を澄まさなければ
分からないほどです。
生まれたばかりの子などは
威嚇で「シャーッ」と
鳴くこともありますが
その威嚇音さえも大きくないため
隣の部屋に聞こえることはありません。
ですので、”木造アパート等”でも
鳴き声を気にせず飼うことができます。
寿命が長い
ハムスターが平均3年
リスが平均6年と言われる中、
レオパとニシアフは”約10年生きる”と
言われています。
さらに、
飼育下では約10年ですが、
野生下では約15年も生きるそうです。
(飼育下の平均寿命が短いのは
餌のあげ過ぎによる肥満が原因と言われている)
適切に飼育することができれば
とても長生きする生き物です。
末長くペットと一緒にいられることは
とても嬉しいことですよね!
エサを与える頻度が少ない
成体(体重50~60g)に対しては、
”5日に1回程度”の頻度で
エサを与えます。
幼体(体重5~20g)までは
成長期ということもあり、
毎日エサを与えます。
ただし、幼体であったとしても、
エサを2~3日あげられないからと言って
心配することはありません。
レオパやニシアフは
尻尾に栄養を蓄えることができる
身体の作りをしています。
そのため、
多少期間が空いてしまう場合も
尻尾がふっくらしていれば
問題ありません。
むしろ可愛さのあまり、
エサのあげすぎによる肥満に
注意してください。
臭いが少ない
レオパとニシアフは
基本”無臭”です!
ただ、
たんぱく質を多く含む餌がメインのため
糞がケージ内にあると、
ほんの少しだけ臭います。
ですが、
ケージ内が臭うだけで、
部屋全体に臭いが広がるということは
ありません。
また、ケージの蓋を閉めてれば
全然臭いは気になりませんし、
取り除いてあげればすぐに
臭いは薄れていきます。
また気になる方は
こちらもご覧ください。
アンモニアを分解!ペット臭を緩和してくれる人工観葉植物(造花)!
トイレを覚える!おしっこが固形!
レオパとニシアフは
トイレの場所を高確率で覚えます。
覚えるというよりは
糞の匂いが残っている所を
ウンチポイントにします。
(※環境の変化などで場所が変わることもあります)
また、
個人的に一番驚きなのが
なんと”おしっこが個体”なんです!!
しかもウンチにくっついて
同時に出てくる!!!
めっちゃ処理がラク!!
キッチンペーパーで飼育する場合は、
紙を交換するだけでいいですし、
ソイル(砂)の場合は、
ウンチポイント周辺のソイルを
取り除くだけで済みます。
おしっこでケージ内が
”ぐちょぐちょに濡れない”
というのが本当に助かります。
またウンチの頻度は
個体や餌の頻度にもよりますが
1日~5日に1回程度です。
初期費用が安い
レオパやニシアフを
初めて飼う場合に
最低限かかる初期費用は
大体こんな感じです。
レオパ・ニシアフの生体 5000円~
ケージ 2000円~
パネルヒーター 2000円~
木製ピンセット 700円~
カルシウム剤 600円~
餌 300円~
ウェットシェルター 800円~
湿温計 700円~
水入れ 100円~
キッチンペーパー(床材)100円~
計約12300円
おおよその目安で書いていますが、
生体の種類(モルフ)にこだわらなければ、
”合計20000円以下”で済みます。
通気性を確保できるのであれば、
透明なプラスチックボックスを
ケージ代わりにしても問題はありません。
工夫することで
初期費用を抑えることができます。
ただし一つだけ
注意してほしいことがあります。
それは、
”中古品の利用にはリスクがある”
ということです。
なぜかというと、
中古で買った用品に
付いていた細菌が原因で
感染症を引き起こし、
”命を落とす”可能性があるからです。
詳しくはこちらの
レオパとニシアフの病気についてを
ご覧ください。
維持費も安い
レオパとニシアフは
飼育規模が小さいので
維持費がとても安いです。
維持費の内訳は
おおむねこんな感じです。
- エサ代
- カルシウム剤代
- 床材代(キッチンペーパー、ソイル)
- 電気代(ヒーター)
一匹の飼育程度なら、
”月額換算で2000円”も
かかりません。
ヒーターのみでの保温が厳しい場合は
併せてエアコンを使う必要がありますが、
断熱方法を工夫すればエアコンなしでも
適温を維持することができます。
詳しくはこちらをチェック!!
パネルヒーターのみ!エアコン・暖突無しでも適温維持!?
ハンドリングができる
レオパとニシアフは
人慣れする生き物なので
”手に乗せて直接触れ合う”ことが
できます。
せっかく一緒に暮らす
ペットですから触れ合えないなんて
悲しいですよね。
ただし、生体によっては
臆病な子もいますので、
お店やイベントでお迎えする際は、
店員さんやブリーダーさんに
どういう性格の子なのかを
あらかじめ聞いておくことを
おすすめします。
人懐こいというよりは
人に慣れるというイメージです。
そのため、
触りすぎはストレスになるので禁物です。
長くても1日
10分以内に止めておきましょう。
とにかく可愛い!!
最後になりますが
とにかく可愛いんです!
おなかはプニプニですし、
のそのそと歩く姿は
まるで小さな恐竜です。
おなかが減った時、
ケージの壁に張り付いて
餌くれアピールをする姿や、
餌をあげると尻尾をフリフリして
がっつく姿が本当に可愛らしいです。
ぜひ、この可愛さを
ひとりでも多くの方に
実際に飼っていただいて
実感していただければと
思います。
お迎えできる場所
基本的に爬虫類ショップか
取り扱いがあれば
一般的なペットショップで
お迎えすることが出来ます。
しかし
僕は販売会などのイベントを
断然おすすめします!!
理由は以下の4つです。
- お店で迎えるよりかなり安い
- 個体数がかなり豊富で運命の子に出会える
- グッズや餌の種類も豊富
- 専門のブリーダーからアドバイスをもらえる
本当に膨大な数と種類の子に
出会えるのでかなりおすすめです!
爬虫類の販売会イベントを
以下にまとめましたので
是非一度足を運んでみては
いかがでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
いろいろと制約の多い
一人暮らしの方にとって、
これほど最適なペットは
中々いないのではないでしょうか。
要するに
”手間がかからないペット”である
ということです。
“手間のかからない”という言葉に
違和感や嫌悪感を抱いた方も
いるかと思います。
また、
「ペットは手間をかけてでも
愛情をたくさん注いでなんぼ!」
と思われる方も、
もちろんいると思います。
それは、間違いありません。
ただ、
僕は今ままで、
捨てられて地域猫になった子や、
保護され行き場のなくなった動物を
少なからずこの目で見てきました。
生活や仕事に追われて
飼育に手が回らなくなった。
周囲とのトラブルで
飼育を続けるのが難しくなった。
などなど
やむを得ない事情が
あったのだろうと思います。
しかし、
どんな理由があれ、
結果的に飼育放棄され
悲しい思いをしているペットが
いることに変わりはありません。
ですから、
お世話がラクという条件も視野に、
飼育を検討するという考え方も
あっても良いのでなないかと僕は思います。
レオパやニシアフは
これからペットを飼いたいと思っている方や、
ペット初心者で飼育が心配な方に、
入門としておすすめできるペットです。
最後の最後に
暗い話をしてしまって
すみません(笑)
まあ、
飼い始めたら
そんなこと考える暇もないくらい
レオパとニシアフの可愛さに
やみつきになると思いますけどね(笑)
皆さまとペットの幸せな日々を
切に願ってます。
ご相談などあれば
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もしくはツイッターやインスタグラムから
DMをお願いいたします。
(ツイッターやインスタのDMだと気づきやすいです!)
では!
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